出発前に絶対準備するもの


なにせ緊急時です。現地に着いてから買い揃える時間があれば良いですが、そうとも限りませんし、また日本で当然
に売っているものが無かったりすることもあります。「備えあれば憂いなし」です


何は無くとも現金

万全に備えたつもりでも、必ず現地に着いてから必要となるものは出てきます。私の場合は途上国の田舎町という
こともあり、クレジットカードが使える店などありませんでした。

田舎町に行く場合には現金を持っていないとどうにもなりません。両替も田舎に行くほどレートが悪くなるので、空港
近辺の率の良い両替店で全部替えて行きましょう。訪問先の国について詳しくない方は、多少の悪レートは無視
して空港で全部現地通貨に替えてしまいましょう。「転ばぬ先の杖」です


やっぱりクレジットカード

観光旅行で行くのなら、いくら使うなどというのは自分で決められますが、病人の救援などの場合はどんな事態にな
るのか全くわかりません。予算オーバーがあって当たり前なのです。私の場合は帰国予定の母が急死したことで
想定外の葬儀費用まで必要になりました。カードが無ければ大変なところでしたよ。


着替えは多めに

とにかく状況が状況なので、いつ帰国できるかわかりません。病人やけが人の状況次第です。現地で買おうにも、
実際に行ってみると買物をする僅かな時間さえ取れないことも多いのです。下着などは2〜3枚多めで。また搬送
する者の着替えも用意してあげたほうがスムーズに事が進みます。


保険に入っていれば保険証

この保険とは海外旅行傷害保険ですね。クレジットカードに自動的にくっついているものもありますので、よく調べて
から出かけましょう。また保険に入っていれば、救援の渡航費用や空港での車椅子やストレッチャーの使用など
日本語デスクが調達してくれます。この保険があると無いとでは雲泥の差なのです。


カメラ

病人や負傷者の救援は本当に大変な作業です。それなのに実際に行っていない者からみれば、観光がてらみたい
な安易な目で見られることが多く、特に帰国後に、他の身内と渡航費用の折半などがある人は状況写真は是非
撮っておいたほうがよいです。また海外でカメラは日本より高価で販売されていることが多く、使い捨てカメラに至って
は売っていない国も多いのです。また携帯電話のカメラでは画像も小さく、普通のカメラのほうが断然良いです。
電池やフィルムのスペアもあったほうがいいですね。


携帯電話

現在FOMAは海外ローミングサービスに対応しています。電話事情というのは、携帯が世界中に普及しているのに
伴い、先進国でも公衆電話の数は軒並み減っています。通話料金は高いですが、絶対に必要なアイテムです。
また海外ローミングの設定は多少複雑です。説明書か該当部分のコピーを持って行ったほうが賢明です。
海外ローミング未対応の機種でしたら、空港にある携帯電話レンタルを利用されることをお勧めします。基本使用
が無料で、通話した分だけ払うタイプの貸し出しもありますので、気休めの意味でも持っていったほうがよいです。
また自分の携帯をそのままローミングで使用される方は、コンセントの形が違う国がありますので、アダプタを用意
されてください。充電器も今一度、200ボルト対応になっているかを調べてみてください。変圧器も必要かも知れ
ませんよ。



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