飛行機の予約は?


さあ、一刻も早く飛び立たなくてはいけません。乗り継ぎ便などの関係で1日以上の時間があるのならディスカウント
チケットが使える可能性は高いです。しかし事態は緊急ですので、値段はバカ高いですがノーマルチケットを航空
会社に電話して予約したほうが良いでしょう。ましてや保険に入っている人ならそうするべきです。
そして帰りは搬送人がいますので、ビジネスやファーストクラスで予約を取りましょう。自力で帰国できない者を
エコノミーに乗せるべきではありません。余程の空席があり、真ん中の列で横になって寝られるのなら話は別ですが
ね。


予約の際に

帰国便では自力で帰国できない者が加わります。保険会社のアシストが受けられない場合には、前もって日本で
その旨を伝え、車椅子やストレッチャーなどの手配を済ませましょう。現地の言葉に堪能なら必要ありませんが、
そうでない場合は前もって手配を済ませ、帰国便の変更も日本のオフィスにリクエストを出したほうが確実です。

そして航空会社によっては、このようなお客様の予約は別の部署で対応することがあります。念のために、航空会社
の座席予約と、車椅子などの手配サービス部門の両方の電話番号を控えておきましょう。

さらに大事なことは、搬送人の容態と利用するはずの航空会社のフライト時間が合わない場合があります。この場合
ノーマルチケットですから、利用航空会社の変更ができます。念のために、利用する予定でない航空会社でも同じ
路線を飛んでいる航空会社があれば、そこの日本語デスクの電話番号も控えておいたほうが良いですよ。

それと最後に、多くの航空会社は重篤な状況にある者の搭乗を拒否します。この場合、日本までのフライトに耐えら
れるという診断書の提出。もしくは医師の同行を求める場合があります。そして万が一の事態には、航空会社は一切
の責任を取らないという誓約書の提出も要求されます。この場合の判断は、救援に向かう方でしかできません。
ここで私が判断できることではありませんので、皆様にお任せ致します。ただ無事に救援が成功することをお祈り
するばかりです。



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